ラズベリーというのは、キイチゴの一種でバラ科の落葉低木です。 ラズベリーは、欧州では実や葉が家庭薬として親しまれ、中国では古くから利用作用があるとされてきました。
ラズベリーは、抗酸化力が強いエラグ酸などのファイトケミカルを含んでいます。 なお、カネボウの研究グループが、ラズベリーの香り成分であるラズベリーケトンが、脂肪細胞におけるカテコールアミンの脂肪分解作用を促進することを見出し、ダイエットサプリメントや部分やせを目的としたスリミングジェルなどに実用化しています。 ちなみに、脂肪の分解や燃焼を促進する作用の強さは、トウガラシの辛み成分であるカプサイシンと比較して3倍とされています。
ラフィノースというのは、腸の善玉菌を増やしておなかの調子を整えるオリゴ糖の1つであり、甜菜の糖蜜から分離されるものです。
ラフィノースの整腸作用を得るための目安量は、1日3gとされています。
ラフィノースを配合したスープが「おなかの調子を整える」トクホ(特定保健用食品)として認められています。 また、ラフィノースには、アトピー性皮膚炎の改善や免疫機能の強化、肝機能の強化などの作用が確認されています。
□メチルスルフォニルメタン