キナノキとはどのようなものですか?
キナノキというのは、アカネ科の常緑高木で、薬用には木の皮を使用します。
このキナノキには、マラリアの薬になるキニーネ、キニジンのほか、タンニン、キナ酸などが含まれています。
キナノキの作用は?
ドイツでは、食欲を増進し、胃腸の不快感を軽くする医薬品として承認されています。
なお、日本では、明治時代に普及し、万病に効くとして多くの薬に配合されていましたが、アレルギーなどの副作用が問題となったことから、1971年以降は市販薬への配合は禁止されています。
キョウオウとは?
キョウオウというのは、「春ウコン」の正式名です。
キョウオウは、秋ウコンと比較すると、色素成分のクルクミンの含有量は少ないですが、秋ウコンと同じように、肝臓の機能を助け、アルコールの分解と胆汁の分泌を促します。
また、独特の精油成分を含んでいて、殺菌作用のほか血圧やコレステロールを下げる作用もあるとされています。 |