エノキタケの有効成分は?
エノキタケの有効成分としては、βグルカンのほか、エノキタケ特有のタンパク質結合多糖類(FEH-1、FEH-G、EA6など)が見出されています。
これらは、自己免疫力を高めることによって、ガンの発生を予防したり、ガンの増殖を抑制したりします。
エノキタケの抗ガン作用は?
これまでに、次のようなエノキタケの抗ガン作用が動物実験で示されてきました。
■ガンの予防効果を検討した実験では、エノキタケの熱水抽出物を経口で投与したマウスでは、移植したガンの発症が抑えられたという研究があります。
■制ガン作用について、ガンを移植したマウスに、エノキタケの熱水抽出物を腹腔内に投与したところ、ガンが縮小あるいは消失したという実験結果があります。
■静岡大学の研究では、エノキタケの冷凍乾燥粉末をラットに投与した実験では、薬剤誘導性の肝障害を抑制する効果が示されました。 |