プロバイオティクスとはどのようなものですか?
プロバイオティクスというのは、生きたまま腸に到達し、腸内の環境を改善するなど健康に有用な機能を発揮する微生物のことを指します。
プロバイオティクスの機能は?
プロバイオティクスについては、次のような機能が注目されています。
■ビフィズス菌など腸内の善玉菌を増やして便通・便性を改善する機能
■腸管の免疫細胞に働きかけて全身の免疫状態を高める機能
■アレルギーを抑制する機能...など
プロバイオティクスの解釈について
必ずしも生きたまま腸に届かなくても、上記ような機能を発揮する微生物はプロバイオティクスと呼んでよいという解釈もあるようです。
また、腸だけでなく、胃や口腔内など他の場所で、健康に寄与する微生物を広く、プロバイオティクスと呼ぶようになってきています。
例えば、胃潰瘍の原因になるピロリ菌を抑える乳酸菌や、虫歯や歯周病の原因菌を抑える乳酸菌も開発、実用化が進んでいます。
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