大豆イソフラボンと症状の改善
一般に、過剰のエストロゲンを原因とする疾患では、イソフラボンがERに結合して抑制的に作用することから、症状の改善が期待できます。
反対に、更年期障害や閉経後の骨粗しょう症などエストロゲンの低下による病態では、イソフラボンがERに結合して弱いエストロゲン作用を示すことにより効果が得られます。
これが、サプリメントのイソフラボンが「女性ホルモンが過剰のときはその働きを抑制し、逆に女性ホルモンが少ないときにはその代わりにホルモンとして働く」と説明されるしくみです。
その他のイソフラボンの効果について
その他、イソフラボンには、次のような作用があります。
■抗酸化作用
■抗動脈硬化作用
■抗ガン作用
■コレステロール低下作用
■骨粗しょう症予防効果 |